今回は就職や転職に対しての恐れや不安を「マズロー欲求5段階説」を使って、
どんな原因に分けられるのか、その対処法はどのようなものなのかを自分なりに考えてみました。
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仕事探しってなんか不安ばっかり
歳を重ねるほど、就職や転職のことを考えると様々な不安や恐れが出てきます。それは失敗を恐れるためなのかもしれません。
自分の中で「失敗は許されない」と思い込んでしまい、「先はもう無いんだ」とか、
「若い頃みたいにぽんぽんと仕事を変えれない」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
すると、どうなるのか。新しいことへチャレンジしないで得られる経験値が少なくなっていく、、のかもしれません。
就職で考えらえる不安
少し私の話をしますと、就職で考えられる不安を自分の中で考えてみました。
そしたら、金銭的なことや経験的なこと、したくないことなど就職してからの不安要素が出てきたのですが、
もっと精神的な部分にフォーカスしてみたんです。すると3つほど「内面的な意味での不安」が出てきました。
・就職したら自分の居場所ができないんじゃないか
・職場において自分の価値が認められるのか
・新しいことやできないことへの失敗を恐れる心
この3つが自分の就職に対する不安や恐れになっていたのだと改めて認識しました。
欲求段階説で何を求めているのかを知る
ここで話は少しそれますが、人間の基本欲求を階層化した「マズロー欲求段階説」をご存知でしょうか?(呼び方はいくつかあり)
アメリカの心理学者アブラハム・マズローは上の図のように人間の持つ欲望を階層化し理論化しました。 下に行くにつれて欲求が強くなります。
詳しくはこちらの記事に載せていますので参考にしてください。
働くことはお金を稼ぐことにつながりますが、これは人間の欲求の中にはないんです。 なぜなら、それは欲求を満たすための手段だからです。
その欲求をわかりやすくしているのが「マズローの欲求段階説」なので、これを使って何を仕事に求めているのかを知るべく、仕事に当てはめてみました。
この中の5つ(自己の超越は除く)を仕事に当てはめると、このようになります。
1.生理欲求→ご飯がしっかり食べれる必要最低限の生活がしたい
2.安全欲求→安全な場所で健康的な生活がしたい
3.所属(社会的)欲求→自分の居場所(一定のポジション)を確保したい
4.承認欲求→周りから価値ある存在だと認められたい
5.自己表現欲求→より自分のしたいこと、するべきことを体現したい
それを自分に当てはめて見たところ、どうやら「3.所属(社会的)の欲求」、「4.承認欲求」が当てはまりそうな気がしました。
そして、その対処を考えて以下のようなことが浮かんできました。
「自分の居場所ができないんじゃないか」
↓コミュニティを形成、思い出す
「職場において自分の価値が認められるのか」
↓
他者への承認欲求を手放して、ストックに自己承認欲求を入れる
「新しいことやできないことへの失敗を恐れる心」
↓
「人生は実験」ってことでとにかくやってみる
それぞれ見ていきます。
職場以外のコミュニティを形成、思い出す
「所属の欲求」を満たす。
仕事の環境以外で自分の居場所を確保できると最高です。
1つの場所で頑張り続けると、その環境に依存してしまいますし、1つの社会的価値観の中で生活していくことになります。
自分が居心地良い場所なら良いのですが、その逆なら辛いです。本当に辛いです、、。
なので職場以外のコミュニティを作ることで、自分を取り巻く新たな環境ができ、違う価値観も共有できます。
社会人の交流会、SNS、サロンなどコミュニティは何でもよいと思います。
自分の好きを共有できる関係を作ると言うことです。
もし「そんなコミュニケーション能力ないし、活動的になれない」と思うなら、自分の持っていた関係性を「思い出してみる」ことも1つの方法です。
周りの身近な友人や恋人、昔の友達、SNSの繋がりなどこれまでの人生でのつながりを振り返ってみて
「自分には居場所がある」
と思い出すことも次に進むエネルギーにつながります。
他者への承認欲求を手放して、ストックに自己承認欲求を入れる
「他者承認の欲求」を手放し「自己承認の欲求」を満たす。
補足
承認の欲求の「他者承認」と「自己承認」の2種類あります。
他者承認は「他人から認められたい」という周りに求める承認欲求で、「自己欲求」は自分への尊重、信頼など、自分に向けた承認欲求です。
もし、周りに「こんなに頑張っているのに、何で認めてくれないの?」と他者の承認欲求に振り回されているなら、「ポイ!」っと手放します。
強すぎる欲求は、双方に悪循環をもたらしますし、自分も苦しいだけです。
ただ、人間この「承認欲求」から逃れることはできないので、代わりに「自己承認の欲求」を入れます。
「こんな自分で良いんだ」と自分のしていることを承認して、自分の幸せを許すと、それまで漠然とあった他人への不安や過度な思い込みが薄れていきます。
「人生は実験」ってことでとにかくやってみる
「自己承認」をプラスに活用する
歳を重ねるごとに周りの目が気になったり、年齢に対して求められるもののプレッシャーもあり「失敗は許されない」と思いこんでしまうことも多いようです。
(少なくとも私はそうです。)
それに怯えてやらないと、結果、言い方は悪いですが経験値の少ない「薄っぺらい」人生になってしまいます。
なので、「”人生は実験”ということでとりあえずやってみる」これです。
これですね、仕事に対して完璧主義でプライドが高く、承認欲求だらけだった私にはかなり勇気のいることです。笑
しかし、チャレンジしていく価値はあるんじゃないかと思っています。
就職の不安は自身の内面なことかも、とにかく進もう
まとめますと、
・就職で抱えている内面的な不安にフォーカス
・マズロー欲求段階説に不安を当てはめる
・解決策(対処法)を考える
・不安の原因を見つけて対策を実践してみる
何回新しいことや仕事にチャレンジしても同じ不安を抱くことが常な私です。
それは、内面にある根本的部分に関係があるじゃないかと思い、一人会議などいろいろして出た解決方法を今回書きました。
一人会議の方法についてはこちらの記事で紹介していますので、参考までに。
新たな就職に限らず、新しいことをする手前、同じように感じている人の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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